放課後等デイサービスとは?申請方法と価格、我が家の利用例をご紹介

育児

我が家の長女かぼちゃんは特別支援学校に通う小学2年生です。

特別支援学校に通い始めて、初めての長期休みである夏休みから放課後等デイサービスを利用し始めました。

夏休み以降は学校のある日の放課後にも週3回お世話になるようになりました。

放課後等デイサービスのお陰で私の負担は随分と減っています。

今回は放課後等デイサービスとは何かから申請方法と価格、我が家の利用例をご紹介します。

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放課後等デイサービスとは?

放課後等デイサービスってなに?

放課後等デイサービスとは端的に言うとこういうことです。

放課後等デイサービス(ほうかごとうでいさーびす)とは、児童福祉法を根拠とする、障害のある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能・居場所機能を備えた福祉サービス。「障害児の学童保育」とも呼ばれる。略して「放デイ」。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

サービスを受けられる対象者は小学校・中学校・高校に通っている障害のある子どもや発達に特性のある子どもです。
※必要が認められれば満20歳までは受けられるようです。

主に学校の授業終了後や長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)に預かってもらい、その子に合わせた療育を行ってくれます。

また、事業所によっては土日祝日も営業している所もあるので、家の都合で学校のない休日に預かってもらうこともできます。
我が家の場合は下の子の行事(運動会や発表会)の時など連れていくのが大変な時は放課後等デイサービスを利用しています。

送迎をしてくれる事業所が多いこともありがたい点です。
授業終了後の利用の場合、学校やスクールバスのバス停まで迎えに行って、帰りは家まで送ってくれます。

放課後等デイサービス

  • 対象者:小学校・中学校・高校に通っている障害のある子どもや発達に特性のある子ども
  • 利用日時:学校の授業終了後や長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)、土日祝日。
  • 提供サービス:預かってその子に合わせた療育を行ってくれる。送迎をしてくれる事業所もある。
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利用するための申請方法は?

放課後等デイサービスを利用するためには「受給者証」が必要になります。

「受給者証」とは福祉サービスを利用するために自治体から交付される証明書です。
住んでいる市区町村の役場に手続きに行きましょう。

障害者手帳、療育手帳などの手帳を持っている場合はその手帳があれば申請できます。
手帳がない場合でも医師の診断書があり認められれば「受給者証」を交付してもらうことができます。

申請時の注意
利用したい放課後等デイサービスの事業所が決まってから手続きに行ってください。
申請する際にどの事業所を月にどのくらい利用したいかという情報が必要になります。
利用したい事業所を見学してどれくらい利用できるかも確認しておきましょう。
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料金はいくらかかるの?

放課後等デイサービスの料金は?

どんなに助かるからと言って値段が高くては利用できません。

でも、そこはご心配なく!
「受給者証」が交付されると1割の自己負担金で利用できます。

自治体によって異なりますが、1回の利用で自己負担額750~1200円くらいです。

更に!
月額の上限額があるんです!!
世帯所得に応じて以下のように定められています。

世帯の収入状況 月額上限額
非課税世帯(生活保護や低所得の場合) 0円
世帯所得年収約890万円まで 4,600円
世帯所得年収約890万円以上 37,200円

つまり、世帯所得年収が約890万円までの場合、平日毎日利用したとして1回利用が1000円だとすると・・・

 1,000円×22日=22,000円

のところを4,600円でいいんです!

私
ゆみ

この上限額の決まりがものすご~くありがたいです( ;∀;)

ただし、おやつや昼食代、イベント参加費などは利用料とは別でかかる場合がほとんどです。

 

利用料について

  • 「受給者証」が交付されると1割の自己負担金でオッケー
  • 1回の利用で自己負担額750~1200円くらい(自治体によって異なる)
  • 利用料の月額上限額がある(世帯所得によって異なる)
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我が家の8月の利用例

長女とまちゃんは生まれつき5p-症候群と重度の聴覚障害です。
まだ一人で歩くことができず、補聴器を装用していても音に対する反応はほとんどなく、知的な遅れもあります。
事前に事業所へ見学に行って体験もし、預かってもらえるとのことで利用させてもらっています。

8月は利用している事業所がお盆中は休みだったことやリハビリに行った日などがあったので12日間の利用でした。

夏休み中なので時間は10時から16時の間で預かってもらっていて、行きも帰りも家と事業所の間を送迎してもらっています。

昼食はお弁当を持たせるかお金を持たせるかですが、申し訳ないのですが我が家はお金を持たせています(;^_^A
お金を持たせると近所のスーパーなどでお弁当を買って食べさせてくれます

請求書の明細はこんな感じです。

項目 金額
障害児通所給付費 利用者負担額 4,600
おやつ(50円/1日) 600
屋外活動保険 150
交通費往復 0
工作費 50
参加費 900
合計 6,300

利用者負担額4,600円におやつ代や交通費、その他諸々のお金が足されて6,300円です。
※この事業所は我が家から歩いて5分ほどのところにあるので、交通費はまけていただいています<m(__)m>

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利用する際に注意が必要なこと

放課後等デイサービスの注意事項

「受給者証」には支給量という欄があります。

そこには「15日/月」などと書かれていて、これはひと月あたりに利用できる放課後等デイサービスの日数を表しています

「受給者証」の申請をするときにどれだけ利用したいかを報告する必要があり、その情報に応じて支給量が決まられます。

支給量を超えて放課後等デイサービスを利用することはできません。

また、2ヶ所の放課後等デイサービスの事業所を利用している場合、1日に利用できる事業所は1ヶ所だけなので注意が必要です。

例えば、かぼちゃんが月に1度通っているOTのリハビリをしてくれる事業所があります。
そのOTのリハビリは「放課後等デイサービス」に該当します。
なので、そのリハビリに行く前や行った後で預かりをしてもらっている別の放課後等デイサービスの事業所を利用することはできません

私
ゆみ

夏休みなどの長期休暇でないと起こらないパターンなのですが、うっかりしてると両方予約しちゃいそうになる時があります・・・

 

利用する際の注意事項

  • 支給量を超えて放課後等デイサービスを利用することはできない
  • 1日に利用できる事業所は1ヶ所だけ
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まとめ

放課後等デイサービスを利用することは子どもにも家族にもメリットがあると思います。

利用を始める前は、この子も家でゆっくりしたいかもしれないのに申し訳ないな・・・と思うこともありましたが、今では放課後等デイサービスに頼りっきりです(;^_^A
下の子の習い事や療育に回す時間ができて本当に助かっています。

料金もそんなに高くはないので、気軽に利用してみることをおすすめします!

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