先日、半年に1回のペースで通っている聴覚障害専門の病院の定期検査がありました。
我が家は長女かぼちゃんと次女とまちゃんの二人が聴覚障害なので、2人一緒に受診させてもらっています。
次女とまちゃんがもうすぐ三歳になるということで、いつもの聴力検査に加えて今回は発達検査を受けてきました。
記録のためにその内容と結果を書きたいと思います。
最近のとまちゃんの言葉の発達について
発達検査のことを書く前にとまちゃんが最近言えるようになった言葉を挙げておきます。
【2歳11ヵ月】2歳半以降に言えるようになった言葉
※はっきり綺麗に言えない言葉も含みます。
- 「まる」
- 「ハート」
- 「かわい~」(可愛いもの大好きな年頃(笑))
- 「きょうは」(「今日は」)
- 「おはよーござーます!」
- 「しー」(「おしっこ」)
- 「ぱんつ」
- 「こわい」
- 「こっちなの!」
- 「どーいたーして」(「どういたしまして」)
- 「あんぱんないない」(「アンパンマンいない」)
- 「おもい」(「重い」)
- 「いこっか!」(どこかに行く時)
- 「こわれてった」
- 「アイス」
- 「ちーした」(「おしっこした」)
- 「パパ」
- 「ママ」
ちょっとずつ2語文で話してくれるようになってきました(*´з`)
発達検査ってどんなことをするの?
時間は30~40分程度、地域でやっている3歳児健診(我が家の地域では3歳半健診)の課題を出されてどれだけできるか、答えられるかをチェックするものでした。
覚えている内容をざっと挙げると以下のとおり。
発達検査の課題
- 小さな四角い積み木が10個あって、それをどんどん積み上げる
- 折り紙を先生が折った通りに同じように折る
- 紙と鉛筆を渡され、先生が書いたのと同じように書く
- 「〇」、「△」、「□」の型はめをする
- 「椅子」、「靴」、「帽子」などの絵が描かれた紙を見せられて、先生に「座るはどれ?」、「履くはどれ?」、「被るはどれ?」と聞かれた物を指差す
- 「花」、「魚」、「傘」、「犬」などの絵が描かれた紙を見せられて、先生に「花はどれ?」、「魚はどれ?」と聞かれた物を指差す
- 「花」、「魚」、「傘」、「犬」などの絵が描かれた紙を見せられて、先生が指差して「これは何?」と聞かれた物を答える
- 「何歳ですか?」と聞かれる
- 「〇」、「△」、「□」などの形が描かれた紙を見せられて、先生に「丸はどれ?」と「三角はどれ?」と聞かれた物を指差す
- 「赤」、「青」、「黄色」、「緑」の四角が並んだ紙を見せられて、先生が指差して「これは何色?」と聞かれた色を答える
これらのやりとりを全て口話で指示されます。
とまちゃんの成果は?!
私は横に付いて一部始終を見ていました。
検査の間中、とまちゃんの機嫌はよく次々と出される課題を楽しんでいました。
1~3のような先生がお手本をして、それを同じように真似する課題はほぼほぼできていました。
4の型はめも玩具でしたことがあったので問題ありません。
が!しかし!
5以降の質問系の課題はまだとまちゃんがあまり聞いたことのない言葉が多く、1/3くらいしか答えられなかった印象です(;´Д`)
例えば、先生が「犬はどれ?」と聞いても分からない・・・。
まだ「わんわん」じゃないと分からないんだ・・・
先生が「履くはどれ?」、「被るはどれ?」と聞いたときも?の顔・・・。
「靴」や「帽子」は分かってるけど、動詞まではしっかり聞かせてないよー
「何歳ですか?」と聞かれた時も????という表情。
そんな練習ほとんどしたことありませーん
隣で見ていて次から次へと後悔の念が(苦笑)
先生がそういう私の念を悟ってくれたのか、「わんわんはどれ?」と聞き直してくれたり、本当は使わないほうがいいんだろうけど手話でヒントをくれたりすると、答えられる質問もありました。
先生の評価は「まだ耳をしっかり使えていない」
まず第一声が「言葉の数が少ないです」でした。
前述した通り、まだまだ本当に限られた言葉しか聞かせられていないと反省( ;∀;)
しかも、「わんわん」などの幼児言葉からちゃんとした名前にしていかなければいけないと思いました。
そして、言葉のリズム、例えば「リンゴ」なら「リ」と「ン」と「ゴ」の3音あるのは聞き取れているけれど、それぞれの発音まではしっかり聞けていないとのこと。
それが聞けないと正しい発音はできません。
最近沢山声を出しておしゃべりしてくれるけれど、外国語を話しているようにまだまだ聞き取れる言葉にはなっていないんです。
伝えたいことはいっぱいあって、伝えようとしてくれているのに伝わらない・・・とまちゃんの気持ちを思うと切なくなります。
「言葉の遅れとしては1年程度」ということでした。
勘はいいので、なんとなく理解して出来ている課題もあるけれど、言葉の遅れにひっぱられて総合的な評価は「ちょっと発達が遅れている」になりました。
とまちゃんの聴力(高度難聴)で補聴器を付けて40dB前後聞こえているのなら、もう少し聞き取れてもいいと言われてしまいました。
さいごに
聴覚障害があるのである程度の言葉の遅れは覚悟しています。
でも、現状のとまちゃんの聞こえを最大限に活用できていないのは、自分の接し方が不十分だったのかもと反省しました。
もう少し言葉の発達を意識して語りかけることを心がけようと思います。
そして、やっぱり聾学校幼稚部へ行く選択をして間違いなかったなと確信しました。
4月から聾学校幼稚部に通って、とまちゃんの聞き取る力と言葉が発達するといいな(;´∀`)
「人魚の眠る家」
自分の子どもが回復の見込みがないと診断され、深く眠り続けたらどうするかな…とか”法律の脳死判定”とか色々考えさせられる作品でした。
私は篠原涼子の迫真の演技に見入ってしまいました。
めちゃめちゃ泣けます(T_T)
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