先天性の感音性高度難聴で生まれてきた次女とまちゃんの育児記録です。
今回は4歳頃の言葉の発達ととまちゃんの様子についてお話します。
他の時期についてはこちら!
言葉の発達について
この1年でかなり話せるように
聾学校幼稚部に通い始めて1年が経ちました。
新型コロナウイルスによる休校があったので正確には10ヵ月ですが、聾学校幼稚部のお陰でかなりお話できるようになりました。
とまちゃんは高度難聴、聴覚障害の度合いでいうと重いほうから2番目です。
そうなると、やっぱりメインは手話なのかな~と思っていたんですが、とまちゃんは殆ど口話です。
同学年には中等度~重度の聴覚障害の子がいます。
重度の子にも人工内耳の手術をした子と手術をせず補聴器を付けている子がいますが、やっぱり重度で補聴器を付けている子は手話がメインの場合が多いです。
でも、高度の子は結構口話で話せるのでビックリします。
重度と高度の差はこんなに大きいのか・・・と驚くほど違います。
1年前までは数えるほどしか言える言葉がなかったとまちゃん。
今はもう全部書くのが難しいくらい語彙が増えたし、長い文章も話せるようになりました☆
やっぱり課題は発音
ただ、やっぱり発音できない部分があります。
そこはどうしても健聴児より沢山ある。
初めて話す人に半分伝わるかどうか・・・。
私でもなんて言っているか分からなくて「手話と一緒に言って」とお願いする時があります。
手話って便利~と思う瞬間です。
小学校は地域に戻ることが目標の我が家なので、聾学校幼稚部に通うあと2年の間に発音をどれだけキレイにできるようになるか。
キレイに発音できるほうが健聴者とのコミュニケーションがしやすいので、そこが成長してくれると嬉しいな。
歌やダンスが好き♪でも・・・
とまちゃんは歌もダンスも大好きです。
生活発表会では上手なダンスを披露してくれました。
ダンスはある程度聞こえる音楽と周りに合わせることで出来るのでそこまで問題はないんですが、歌が・・・。
歌詞は合っていても、音程・リズムがオリジナリティたっぷりになっちゃうんです(>_<)
お正月の歌が好きでよく大声で歌っていますが、「♪おしょうがつには~たこあ~げ~て~~~♪」とよく分からない部分で伸ばしたり、音程が高くなったり・・・。
歌の音程までしっかり聞き取るのは難しいみたいです。
耳のせいではなく、音痴な可能性もありますが(;´∀`)
とまちゃんの様子は?
やっとトイレに一人で行けるように!
オムツは1年ほど前にとれてはいたんですが、ずっとトイレに行きたくなったら私が一緒に付いて行って便座に座らせていました。
補助便座を使うのが嫌でそのまま洋式便座に座って用を足しています。
いい加減、重たくなってきたし、自分で便座に座って一人で完結してくれないかな~と思っていたら・・・。
最近は「自分でできるよ!」と言って、一人でトイレに行ってくれるようになりました(*´ω`*)
流石に夜は怖いので付いてきて欲しいと言いますが、自分で便座に座ってくれるだけで私の労力は随分と減りました♪
情緒不安定な時期が続く
去年の11月頃から聴覚障害者専門の児童発達支援・放課後等デイサービスの施設に通い始めました。
聾学校幼稚部が終わった後の数時間、預かってもらえる施設で同学年の子も沢山利用しています。知った友だちと一緒だから始めは喜んで行っていました。
ところが、ある時から途中で寂しくなり、泣きながら行くようになりました。
その施設に行く日は聾学校に預ける時に学校へ行くのも嫌がるように・・・。
その頃から自分の要求をくどくどと言ったり、泣いて嫌がったりが多くなった気がします。
土日の学校が休みの間中「学校行きたかった」と言ったり、学校が終わって帰る時は「もっと学校で遊びたかった」と言ったり、「○○(児童発達支援の施設)行きたくない」と言ったり・・・。
自分の要求を口にすることはいい事だと思います。
でも、要求が通らない理由を説明しても納得せず、ずっとその要求を言い続けます。
そういう時期なのかなとも思いますが、児童発達支援に行き始めて私と離れる時間が増えたことで情緒不安定になっているのかもしれません。
※春休み中の現在、自分の要求をくどくど言うことはなくなりました★
さいごに
明日から4月。子どもたちは新しい学年が始まります。
今年度は新型コロナウイルスの流行があり、地域との交流を進めることができませんでした。
とまちゃんが小学校から地域に戻ることを考えると、来年度は定期的に地域の保育園と交流させてもらって、とまちゃんが地域でやっていけそうか見極めたいです。
そんな話もまた書ければなと思っています。
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