この記事は2歳9ヵ月で突然斜視の症状が出始めた次女とまちゃんの経過の記録です。
今までの記事はこちらの一覧から。
5歳半になった今も斜視の症状が出ることがあり、夏休み最後の日に正確な視力検査をすることになりました。
正確な視力検査をするために1週間前から始まった「アトロピン点眼」。
ただの目薬かと思いきや日常生活に物凄く支障が(;´Д`)
今回はそんなお話です。
アトロピン点眼って何?
子どもはピント合わせ(調節)が不安定で、大人のように自分で調節する力をなくしてリラックスした眼の状態にする事が出来ない場合が多いため、本来の遠視や近視、乱視の状態を検出することが難しいそうです。
そこで、ピント合わせの機能を麻痺させることができる「アトロピン点眼」をする訳です。
「アトロピン点眼」をすることで正確な視力検査をすることができるようになります。
アトロピン点眼はいつから始めるの?点眼した後の症状は?
用法として、
両眼へ1日2回(朝と夕)1滴ずつ、7日間点眼してください。次回受診予約日の7日前から使用してください。
そして、この点眼を始めることによって以下の症状が出ると書かれています。
- ピント合わせができなくなります。とくに近くが見えにくくなります。
- 瞳が大きくなり、眼に入る光の量を調節することができないので、眩しく感じられるようになります。
しかも、「点眼中止から約2週間」もこの症状が続くらしい・・・。
受診日の1週間前の朝、今日から目薬さすよ~、と何気なくとまちゃんに点眼しました。
その後、公文の宿題(とまちゃんは公文をしてます)を始めた頃から様子がおかしくなりました。
いつもは明るい部屋が好きなので、電気を点けたがるとまちゃんが「電気消していい?」と言い出し、プリントを見るのですが、
ママー!文字が見えな~い!
えっ?!まじで?(;’∀’)
色々試してみましたが、近くのものが物凄く見にくく、明るいのも苦手みたいで、勉強できる状態ではありませんでした・・・。
勉強は諦め、大好きなタブレットを使おうとするも、
ママー!タブレットも見えな~い(´;ω;`)
急に近くが見えなくなってイライラしている様子でした。
アトロピン点眼の注意点は?
説明書には注意点も書いてありました。
点眼薬は目頭から鼻の流れの中で、全身へも吸収されていきます。この点眼によって、顔が赤くなったり、熱が出るようなことがまれにあります。そのときは点眼を中止してください。
また、本人以外には絶対に使用しないでください。使用後は回収処分しますので、次回受診時にお持ちください。
とまちゃんは顔が赤くなったり、熱が出るようなことはありませんでした。
さいごに
その後は毎日家の中に引きこもって、支障が最小限に留まっていますが、アトロピン点眼恐るべしです。
とはいえ、公文の勉強はずっとできないし、9月からは聾学校幼稚部の2学期も始まるのでアトロピン点眼の症状が早く消えてくれるといいのですが。
斜視を治すためには大事な検査らしいので、頑張ってアトロピン点眼していますが、もう一回してと言われたら躊躇するくらい大変な症状でした(-_-;)
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